平成14年夏にシルビア(S15)が生産終了して以来、2リッターターボを搭載したFRクーペは日本の量産車から姿を消してしまいました。世界的にみても、FRレイアウトの2リッターターボというパッケージはなく、日本ばかりか、海外のドリフトファンが使っている車両をみても、その大半が240SX(日本=180SX)をベースにしていました。そんな市場にヒュンダイモーターが08年11月にジェネシスクーペを韓国国内で発売。翌年5月に北米と中国に輸出がはじまり、世界唯一の2リッターFRターボが復活したのです。
シルビアKsを販売していた当時の価格同等で、この2リッターFRターボのパッケージを日本でも買うことができるように。そして、これまで長年の国産車チューニングで養ってきた日本発信のパーツ&チューナーの技術で、世界最先端のパフォーマンスアップをはじめ、カスタマイズが楽しめるよう、アフターマーケット業界と共に盛り上げていこうと考え、プロジェクトをスタートいたしました。
「日本人がクルマに、スポーティカーに興味がもてるまで」
ひとつの話題としてでも、少しでもクルマ好きが楽しめたら幸いです。